ちょっと一息〜健康コラム
ちょっと一息〜健康コラム
文書作成日:2020/10/05


 年齢を重ねると、知らず知らずのうちに食事の量が減っていることがあります。身体にとって必要な栄養が得られないと、暮らしの中でさまざまな支障がみられるようになります。このような低栄養の状態にならないためにはどうしたらいいのか、まとめてみました。




 低栄養とは、食事量が減ることで“身体を動かすエネルギー、健康維持に必要な栄養素”が不足している状態のことをいいます。ご高齢の場合、若い頃に比べると消化機能が弱ってきたり、咀嚼しにくかったり、食べることに興味がなくなったりすることから、低栄養に陥りやすくなります。
 低栄養になるとみられるのが、「体重の減少」をはじめ、「皮膚の炎症」「運動能力の低下」「免疫力の低下」などで、さまざまな不調がでてきます。食べる量が減って栄養が低下すると、身体の筋肉や脂質を分解して使うようになるため、体内で不足してしまい、いろいろな機能が低下します。
 特に、数週間程度で体重が減った場合は要注意。なかなか体重が元に戻らない時は、病院で診察してもらうようにしましょう。



 低栄養に陥った時は、きちんと食べることが治療となります。栄養価の高いものをバランスよく食べられるよう、食事を工夫してみてください。

◇量が食べられない時は
 たくさん食べられない場合は、品数は減らして栄養素を高めるのがポイント。例えば、おかゆに野菜や卵を入れたり、丼ものや鍋ものには野菜や肉など食材の数を多めにしたり、一品ものでも栄養がたっぷり摂れるようにします。カレーやシチューなども肉はミンチにして食べやすくし、チーズやヨーグルトを加えて栄養をアップさせましょう。

◇嚙み合わせを見直す
 歯科医師に相談し、嚙み合わせや義歯に不具合がないか確認してもらいましょう。噛む力が弱まっている時は、なるべくやわらかく煮たものや栄養ドリンクなどを摂るようにします。コーヒーや抹茶など、さまざまな味のあるプロテインドリンクもおすすめです。

◇誰かと一緒に食べる機会を
 1人暮らしの方などが毎日1人で食事をしていると、いつも似たようなメニューになるものです。時にはデイサービスや地域支援事業などを利用して、誰かと一緒に食事をする機会をつくり、いろいろなものを食べるようにしましょう。皆で楽しく食べることが食欲アップにもつながります。

◇市販の食品を上手く活用する
 料理を作るのが面倒で1日3食とるのが難しい場合は、手作りにこだわらず、市販の食品も用意しておきましょう。ヨーグルトやチーズ、ハチミツ、豆腐、納豆など栄養価の高いものの他、魚の缶詰やレトルト食品、冷凍の果物・野菜などもあると便利です。手間をかけずにバラエティに富んだメニューになることが低栄養の改善になります。


 体重や病気になるのが心配だからと、ヘルシーすぎるメニューになっていないか、改めてご自分の食生活を振り返ってみてください。手間をかけることも素敵ですが、面倒ならコンビニで買ったり、誰かに頼んだりしても大丈夫。食欲の秋こそ、好きなもの、美味しそうだと思うものを食べて、毎日イキイキとお過ごしください。

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